PKS(パーム椰子殻)とは
アブラヤシの実の種の殻(から)を
PKS(パームカーネルシェル)といいます
植物油の一種であるパーム油は、アブラヤシの実から搾り取られた油です。
この油を搾り取った後の殻(から)をPKS(Palm Kernel Shell/パームカーネルシェル)と言います。
ヤシの実というと大きなココナッツを思い浮かべますが、ココヤシとは異なるものです。
PKS(パームカーネルシェル)の採取方法
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アブラヤシ農園
アブラヤシの原産国は西アフリカや中南米ですが、現在、
パーム油生産の80%以上はマレーシアとインドネシアで行われています。 -
アブラヤシの果房
アブラヤシは成長すると樹高が20m以上に成長し
高い幹の先端付近に、20〜30kgほどもある果房がなります。
果房のひとつひとつに小さな果実がぎっしりとついています。 -
アブラヤシの実
オレンジ色の果肉の中に種があり、種の中に芯があります。
果肉からパーム(原)油(Crude Palm Oil)が、
種からはパーム核油(Palm Kernel Oil)が搾り取れます。 -
PKS(パームカーネルシェル)
アブラヤシの実からパーム油を搾り取った後の殻を乾燥させ、
異物を取り除くことで、発電用のバイオマス燃料として利用可能になります。